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東海村原発は大丈夫か!?

 2011-09-28
私の職場は東京の新宿区にあります。
防衛省(旧陸上自衛隊市谷駐屯地)の巨大な鉄塔も割と近くに見える高台に位置するその場所は、3.11の時、さほど大きな揺れを感じませんでした。
生まれてこの方、50年以上東京の地に住んでいる私には、もっと大きな揺れを感じた地震が他にも何回かありました。たしかに、3.11の時は、揺れている時間の異常な長さは初体験の長さでしたが、私の感覚からすれば震度3~4程度のものでした。

3階建ての職場では、給湯室で急須だか湯呑みが落ちて割れた程度で殆んど被害はなく、大きな余震がありはしましたが、「この程度なら大丈夫だろう」と地震直後はそう思ったものです。
ところが、インターネットから飛び込んできたニュース速報は、東北地方でM8を超える大地震が起き、太平洋沿岸に大津波警報が発令されたと云うものでした。
その後は、すでにご存知の通り。

この時、思わず私は「原発は大丈夫か!?」と口走っていました。
周りの誰かが聞いていたかどうかは分かりませんが、聞いていたとしても、「大地震=原発危機」と云う図式は、一般的な人の頭の中にはなかったでしょうから、誰も気にも留めなかったと思います。

その後も情報が入り乱れて、原発関係のニュースがなかなか入ってきませんでしたが、ズッと心配ではありました。なにしろ、M8.6とかM8.8とかの超巨大地震で、震度6だとか7とかいうことだったので、「絶対にヤバい!」と思っていました。
ただ、私の頭の中では、福島とか女川とかの原発ではなく、「茨城の東海村の原発がやられたら、東京に居てはいけない。即刻家族を連れて非難しなければ…。」と云う考えが浮かんでいたのです。日本の原発は全て海沿いにあり、地震の揺れだけでなく、大津波に襲われたら無事でいられる筈がない、という認識も持っていました。

ところが、問題が発生した原発は福島原発で、どうやら東海村は大丈夫のよう、と云うニュースを目にし、ひとまずは緊張感が緩んだものでした。
福島なら距離も少しは遠いし、慌てる事はないだろうと思ったのですが、今にして思えば、密かに反原発の考えを持っていながら、認識が甘かったと言わざるを得ませんね。

さて、その東海村の原発ですが、実は、福島原発と同じく津波の襲撃により、全電源喪失目前だったと言うのです。
東海村原発は、最も東京に近い所に位置しています。浜岡が160~180km位なのに対して、東海村は約100km程度の近さになります。東海村でレベル7の原発事故が起これば、東京はOUTです。もちろん、千葉、埼玉、茨城、栃木もOUTですし、神奈川も大部分が避難対象地域になるでしょう。つまり、首都圏は全滅です。

福島での未曾有の原発事故を経験し、未だに収束が出来ていないどころか、新たな危機を内包している状態のままであるのに、原発の停止とエネルギー政策の見直しを決断できない日本の政治家と官僚は狂人としか言いようがありません。

以下は、NHKで8月31日に放映された番組で、東海村の村長が答えたインタビューを要約したものを掲載してあるブログからの引用です。

【ただちに危険だ! 原発通信】№9 「あと40センチで発電機が水没する!」
ブログ『秋葉龍一のねごと』より

-----引用開始-----

2011年9月23日金曜日 【ただちに危険だ! 原発通信】№9

「あと40センチで発電機が水没する!」
東海第二原発でも「全電源喪失」寸前だったことを東海村村長がテレビで暴露


今年3月11日。
福島第一原発は地震による振動で重大なトラブルが起こり、さらに津波によって全電源喪失する事態に陥り、未曾有の大事故につながった。

そして、この福島第一原発の事態が茨城県東海村にある東海第二原発(110万kw)においても、同時並行するように起きていたのだ。

ぼくが以上の事態を知ったのは、8月31日(午後3時15分)NHK総合で放送された「茨城スペシャル『原発事故 未来への提言』-4人のキーマンが語る茨城のこれから-」という番組の、東海村村長の発言によってである。

3月11日の大地震と大津波で福島第一原発だけではなく、福島第二、女川、東通の各原発もかなり危機的状況に遭遇していたことは承知していたけれど、東海第二原発でそれ以上の事態に遭遇していたことは、この放送を視聴するまで知らなかった。

このような重大なことなのに、いままでマスメディアで報じられたのだろうか。また、ネットでも、あまり話題になっていないはずだ。ぼくは千葉県(柏市)在住なのだが、この番組はどのエリアで放送されたのだろうか。もし、東京や全国で放送されたら、大きな話題になっていたはずだ。

東海村の村上達也村長はNHKのインタビューにこたえて次のように語った。その発言を番組ナレーションとともに要約してみた。

【ナレーション】
東海第二原発は震度6弱の地震に見舞われました。そこに襲ってきた高さ5メートルを越える津波。ただちに運転は停止し非常用電源が作動。炉心の冷却作業が始まりました。頼みの綱だった非常用電源の一つが使えなくなりましたが、残った電源で難を逃れることができました。しかし、福島(第一原発)と同じことが起きかねない、危険な状況だったことが後日あきらかとなったのです。

【村上村長】
寒気がした。背筋がぞうっとした。東海第二(原発)が、あと40センチで水中ポンプの発電機が水没するというのを聞いたとき。全電源喪失。われわれ(東海村)も、(福島第一に近い)双葉町、大熊町、富岡町、浪江町などと同じ壊滅状態になっていたのです。(東海第二原発は)東京との距離が福島第一原発の220キロとは半分の110キロ。(もし福島第一原発と同様の事故が東海第二で起きていたら)これで日本は成り立つのかと思った。

3月11日。東海第二原発も津波に見舞われた。非常用電源によってかろうじて冷却されていたものの、その唯一の命綱ともいえる非常電源の発電機に津波が迫っていたのだ。そう、あと40センチで水没し使用不能となるところまで。

菅前首相は最近のマスメディアのインタビューで福島第一原発事故で3000万人の避難を考えたというが、もし東海第二原発が福島第一と同じような事態になっていれば、それが現実となる可能性はもっと高くなっただろう。

ただし、ちょっと冷静に考えれば、そんな膨大な数の人びとを緊急に短時間で避難させることなど、どう考えても不可能である。100万人だって、無理ではないだろうか。

事実、村上村長は「3万7千人の(東海村)全村避難はできるのだろうか。あとは壊滅ですわな」と、そして「周辺30キロ圏内の100万人の避難などできるのだろうか」とも。さらに「東京にたいするインパクトもものすごく強かっただろうと」と言い、「これで日本は成り立つのだろうか」という言葉につながるのだ。

また、作業員が死亡し周辺住民が被ばくした1999年の「東海村JCO臨界事故」のあと、東海村では防災訓練が実施されたが、この訓練にたいして村上村長は「あの防災訓練は役に立たない。気休め、猫だまし、矮小、狭小」なものだったという。この発言は、原発をかかえる自治体の長という防災の最高責任者としての、きわめて現実的な心情なのだろう。

おそらく原発をかかえる地元の長の心情も村上村長と同じだろう。もし福島と同じことがわが村、わが町、わが市、わが県で起これば、避難などできないと。

そして村上村長はインタビューの最後にこう語っている。

「福島原発事故によって日本は世界を震撼させた。そのことがあってドイツ、イタリア、スイスで原発は廃止されることになった。そのことを日本は真っ先に考えるべきだ。日本で原発の安全宣言などするべきではない。こういう(日本)国では原発を持つべきではないと私は思っています」


-----引用終わり-----

ここ最近、茨城の沖と内陸、千葉の沖合いで、再びそこそこの規模の地震が多発し始めています。3.11の余震ではあるでしょうが、それとともに新たな大地震の前震であるとも言えると思います。

今日のニュースで、国の原子力委員会に寄せられた国民の意見の98%が“脱原発”に賛成だったと云うことですが、私には、どうも国民の大部分は、福島原発事故が対岸の火事に感じている人が多いような気がしています。
“原発の安全神話”は終焉したのです。この狭い日本に54基もの原発がある以上は、全国どこでも「フクシマ」に成り得ます。
処分方法がない危険なものは、あくまでも危険です。詭弁に惑わされず、「原発にNO!」と言いましょう。
もうあまり時間はないかも知れません。

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Author:オルダ
『三丁目の夕日』時代に、東京都心の某三丁目で産湯に浸かった、不思議マニア、地震雲ウォッチャーにして、野球大好きな、どこにでもいるオヤジの一人です。

ブログのタイトルは、子供の頃に好きだった『天才バカボン』のパパさんの決め台詞から拝借いたしました。

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