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放射能汚染の拡大と除染

 2011-10-09
『父は言う。「除染なんて無駄だ。まず漏れている放射性物質を止めなきゃ。鹿児島で灰が降っている日に洗車するバカはいねぇよ。」』

上記の呟きは、たしか『美奈子』さんのツイッターの中で、先日見かけたものです。

もう10月も第一週が過ぎてしまいました。
昨日は、都内のあちこちの学校で運動会が開催されていたようです。朝早く、お隣のパパさんが、席取りに出掛けましたし、出勤先の新宿でも、きっとお弁当などが詰め込んであるだろう大きなバックを抱えた家族連れが学校に向けて足早に過ぎ去っていくのを見かけました。
昨日の日中は、たびたび日差しが隠れていたようで、心地よい運動会日和だったと思いますが、夜はめっきりと冷え込んできています。

そんな初秋の日々、書きたい事が幾らでもあるのですが、なかなか書く時間が取れません。
前にも書きましたが、時事問題などは、書きそびれるとすぐに旬で無くなってしまうことが多いです。

以下の記事も、すでに3日前のもので、様々なブログやツイッターで語られていますが、前回の記事の続きでもあるので書きとめておきます。

東京・神奈川含む汚染マップ公表 一部で1万ベクレル超 asahi.comより

セシウム蓄積量関東9月

-----引用開始-----

2011年10月6日22時34分

東京・神奈川含む汚染マップ公表 一部で1万ベクレル超

東京電力福島第一原発の事故による放射能汚染について、文部科学省は6日、航空機から測定した放射性セシウム134と同137の土壌の蓄積量について、東京都と神奈川県を加えた汚染マップを発表した。東京は葛飾区や奥多摩町、神奈川では山北町など一部で比較的高い汚染が確認されたが、首都圏での広がりは見られなかった。

調査は9月14~18日、上空から放射線量を測定。地上の数地点で実際の土壌の濃度も調べ、両者の値から積算量を算出した。

放射性物質の量が半分になる半減期はセシウム134が2年で、137は30年。長期に影響がある137だけの土壌の蓄積量でみると、1平方メートルあたり3万~6万ベクレルだったのは、東京都は葛飾区と奥多摩町の一部で、神奈川県ではなかった。東京では葛飾区や奥多摩町に隣接する江戸川区、足立区、檜原村などの一部で1万ベクレルを超えたが、それ以外はほとんどが1万ベクレル未満だった。神奈川では山北町、相模原市緑区、清川村の一部は1万ベクレルを超えたが、それ以外の地域は1万ベクレル未満だった。チェルノブイリ原発事故ではセシウム137が3万7千ベクレル以上が「汚染地域」とされた。ただし強制避難の基準は55万ベクレル以上。

放射線量を見ると、葛飾区と奥多摩町の一部で毎時0.2マイクロシーベルトを超えた。1年分に計算すると、国の除染支援の対象になる年間の追加被曝(ひばく)線量1ミリを超える値だ。(石塚広志)


-----引用終わり-----

この記事では、「取り敢えずは首都圏が深刻な汚染に晒されていなくてよかった」ように取れますが、よく見てください。利根川、荒川、多摩川と首都圏の水がめの源流のある所が全て高濃度に汚染されてしまっているのではないでしょうか。まあ、幾分覚悟はしていましたが、奥多摩まで汚染されているとなると、すでに全都民は、すべからく水道を通じてセシウム等を体内に取り入れてしまっています。神奈川や埼玉らの県民も同様かと思います。

とは言っても、「ごく少量なんだから、大丈夫!」と安全デマを吹聴する“専門家”がいますし、自分でよく考えずに、そうした楽観論に縋ってしまう人も大勢います。
こういう人たちは、「低線量被曝の危険性」や「外部被爆と内部被曝の違い」について、何も分かっていない、あるいは分かりたくない人たちです。これらについては、また近いうちに書いてみたいと思いますが。。。

今、何が一番大切かと云うと、「内部被曝を極力小さなままで抑える事」がとても重要な事なのです。とくに、10代以下の子どもたちと妊産婦の方たちは、この先の長い将来を思って真剣に内部被曝を避けるべきで、それを周囲が手助けするべきなのですが、国も自治体も何もしないどころか、“何かの思惑”があるのか(自覚、無自覚に関わらず)、全く逆の対応ばかりしています。

文科省は、セシウムについての土壌汚染の拡がりを遅ればせながら公表しましたが、セシウム以外の核種も当然の如く拡散しています。「プルトニウムは、重いので遠くに飛ばない」と人を小馬鹿にした発言を何人もの専門家が言っていましたが、飯館村で大量に見つかったのは、記憶に新しいところです。
プルトニウムは、耳掻き一杯で50万人を殺せると云う、史上最強の人工毒物です。「飲んでも大丈夫!」と言った、大橋某とか云う東大の教授には、是非みんなの前で、自分で実際に飲んでもらいたいものですね。
ただし、極微量を飲んでも“直ちに影響は出ない”ですから、見ている人は拍子抜けし、本人も“いっとき”ホッとするでしょう。
でも、飲んだその直後から「お前はすでに死んでいる」状態になるんですが。。。

ところで、前に著作を紹介した児玉龍彦教授(こちらも東大ですが)は、毎週のように福島に除染に出掛けていると云うことですが、全体として果たしてどれくらいの効果をもたらすのかは、私自身は疑問に思うのです。
東京などでも、「ミニホットスポット」とか言って、植え込みや側溝などが高濃度の放射能に汚染されているのがたびたび見つかります。そして、その場所を掃除、洗浄するのですが、放射性物質自体が無毒化した物質に姿を変えたり、この世から消え去るわけではありません。そのままの物質がどこかに移動するだけです。

例えば、洗浄した放射性物質を含んだ水が、下水処理場に行き、そこの水槽から蒸気と共に再び空気中に拡散され、雨などと共に地面に落ちて、別のどこかに凝縮されて、またもやミニホットスポットを作るのです。
その繰り返しです。
そして何よりもマズイ事は、いまだに福島原発から、“尋常ではない少量”の放射性物質が漏れ続けていることです。これからも、日毎に放射能の濃度は高くなっていくのです。

次の図は、早川由紀夫さんと云う方が『早川由紀夫の火山ブログ』と云うブログの中で、公開している9月現在の放射能汚染地図と、その関東部分の拡大図です。

福島原発汚染地図四訂版201109-早川

福島原発汚染地図四訂版201109拡大-早川

※早川さんのWebサイト上では、図を拡大できますし、きれいな図をダウンロードする事もできます。図の正確な見方も早川さんのブログ内に書かれているので、そちらを参考にしてください。
早川由紀夫の火山ブログ

この図で示された汚染の場所と、巷の人々が自主的に放射能計測をして、高濃度の数値を示した報告がされている所はほぼ一致しています。黄色、オレンジ色に塗られた所などは、子どもはもちろん、30代までの人も非難を考えたほうがいい場所です。今もそんな場所に人々を閉じ込めている国・自治体や東電関係者には、本当に怒りを覚えます。

図では、福島原発から300kmも離れている熱海や伊東までもが、ホットスポットになっていますが、こちらは濃度が低いのでまだ少しは大丈夫と考えたいのですが、なにせ、国の云うことが全く信用できないのが現状で、公表されている数値が控えめである可能性も十分考慮に入れておくべきです。実際に、伊東では高濃度の汚染が見つかっていると云う報告があるようですし。。。
米どころ新潟の魚沼も、群馬新潟のスキーリゾート地もすっかり汚染されてしまっています。

いずれにしても、これほど広大な面積を除染し、その除染した汚染土壌を完全に封じ込めるには、国が国家事業として取り組んでも一筋縄でいかないことは想像に難くありません。
その上、今も福島原発から出続けている放射性物質は、これまでにばら撒かれたものの量に上積みされるばかりで減る事はないのですから、住民単位での除染では焼け石に水なのではないでしょうか。しかも、住民単位では、除染に際しての万全の防護準備もままならないと思うので、除染作業での被曝リスクが高いはずです。

人が住んでいる限りは、人が近づく場所をすぐに除染する事自体を無駄だとは言いませんが、冒頭で紹介した呟きにあるように、元を止めない限りは、個々人のその努力もいつかは限界を迎えてしまうと云うことです。

国、自治体には、低線量被曝リスクについてもっと真摯に捉えてもらい、この原発事故が長期間に渉る未曾有の重大事故であることを認め、我々国民の為に動いてもらいたいと思います。
目先の既得権益や、利害関係者の顔色ばかりを窺って、問題を先送りにしていると、将来必ず目の当たりにする悲惨な現実の深刻さが増すばかりです。

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Author:オルダ
『三丁目の夕日』時代に、東京都心の某三丁目で産湯に浸かった、不思議マニア、地震雲ウォッチャーにして、野球大好きな、どこにでもいるオヤジの一人です。

ブログのタイトルは、子供の頃に好きだった『天才バカボン』のパパさんの決め台詞から拝借いたしました。

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